金魚警報 - 横内なおき先生
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十年ぶりのおかえりなさい「復活!サイボーグクロちゃん ガトリングセレクション」

クロちゃんがちょっとだけ帰ってきた!

復活! サイボーグクロちゃん ガトリングセレクション (KCデラックス)復活! サイボーグクロちゃん ガトリングセレクション (KCデラックス)
(2012/01/23)
横内 なおき

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はじめて自分のお小遣いで買った漫画が「サイボーグクロちゃん」でした。
今日まで続く自分の漫画遍歴に少なからず影響してる気がします。
そんなわけで何この表紙もうこれ見ただけで軽く感動を覚えるレベルですよ(重症

まぁ手元に単行本はあるんですけど、なかなか読み返す機会がなくて。

新装版というわけではなく、単行本からいくつかのエピソードを寄り抜いたセレクション。
にプラス描き下ろしおまけ漫画11ページという仕様。
いやぁ正直この11ページのために購入したと言っても過言ではないです。

そもそも横内なおき先生、ボンボン休刊もあってか「ウッディケーン」終了以降、表立った誌面での活動は一切無く。
今回の描き下ろし小編が商業作品として9年ぶり(!)の執筆となるわけです。
おかえりなさい横内先生!

近年はpixivでイラストや漫画を描いていらっしゃるようです。⇒http://www.pixiv.net/member.php?id=93291


ボンボン連載ということでどうしても児童向け漫画と捉えられがちですが、しかし声を大にして言いたい。
この面白さは決して思い出補正なんかじゃないんだと・・・!

・「史上最強猫誕生!」
記念すべき第一話。
片手に簡素なガトリング砲を携えた二足歩行の黒猫。もうデザインの勝利ですね。
矢が猫を貫通したり、クロちゃん全般に見える過激な描写が早速窺えます。でも絵柄のお陰でへっちゃらさー。
全話通して絵柄の変化がほとんど無い作品ですけど、なぜか一話の剛くんだけは別人ですねw丸みが足りん!

・「地獄のハイウェイ!」
好きなエピソードの一つです。
初期のミーくんは結構なワルですね。クロネコヤマトのトラックの上にクロちゃんが乗ってる絵が好き。

・「ミーくん誘拐事件!」
ロミオ@電柱のうざキャラっぷりが半端ない。
南極で剛くんがTM RevolutionのWHITE BREATHを歌うネタの意味が今なら分かる。
仲間内の小競り合いにページを割いても、こういう宇宙人みたいなマジな敵との戦いをあっさり済ますのがクロちゃんクオリティ。

・「史上最大のオニゴッコ」
自衛隊投入で鬼ごっこの収束を図るという、今思えば結構凄まじいオチです。

・「消して燃やして大騒動!」
ラブコメ的には鈴木とめぐみの邂逅という意味で非常に重要な一話。出会ってしまったガンオタとガンオタ。
作品の随所にガンダムネタがあるのはボンボンにガンダム漫画が載ってたからでしょうか。
この二人はのちに結婚しますが、その時の二人の初夜に忍びこむという児童漫画にあるまじきエピソードは今や伝説。

・「異世界サバイバル編1~4」
ときどき挟まれる大長編ドラえもんみたいなノリも不思議とこの漫画によく合ってます。
砂漠世界での王位をめぐる戦争、軍艦島に住む庶民、鉄屑拾いで生計を立てる賞金稼ぎ、謎の遺跡。
こんな面白設定を4話で描ききるんだからすごいです。
このエピソードの主役は小太郎ですねぇ。「どうやらボク恋わずらいみたいだ」の独白で終わるのが(・∀・)イイ!!

・「ナナちゃんただいま営業中」
ナナちゃんに対しては、当時はなんでいつも話をかき乱すんだよと不満に思ってたものですが、
今思うとまぁなんて一途ないい子なんだとw
なんだかんだ文句いいつつもナナちゃんの身を心配するクロちゃんもいい奴。良いカップルです。

・「3号誘拐事件」
描き下ろし!
これがはじめてデジタルで描いた漫画らしいです。ニャンニャンアーミー懐かしいいい。
「パンダっていくらで売れるのかしらロミオ」
「今ならレンタルでも八千万円は払うらしいよジュリエット」
シニカル過ぎる会話がオチでお後がよろしいようで。


今回収録されてるのは単行本1~7巻からのエピソード10話。
そのうち半分を占めるのが異世界サバイバル編で、5巻収録分がまるまる載ってるかたちになりますね。

セレクションという体ですが、各話の前に登場人物紹介(描き下ろしイラスト付)が載ってるので入り口としても最適です。
というか単行本は絶版にはなってないのかな・・・?

おなじみカバー下のKCKCKC・・・が全部CK(Cyborg kurochan)になってたりさりげない遊び心が随所に光ります。
KCDXの通し番号が3189(サイボーグ)っぽいのは偶然。


そういえばアンケートハガキが付いてますけど、どうもクロちゃんを嚆矢として過去のボンボン作品のセレクションを出版していこうという動きがあるようです。自分はボンボン本誌にはあまり馴染みがなかったのでスルーですが、希望がある方ははがきで思いを伝えてみては。

大人の観賞に耐えうる名作「サイボーグクロちゃん」に今一度触れてみてはいかがでしょう。
願わくば続刊、もしくは新装版、もしくはもしくは新作なんかを期待したいですね!

あとさっき知ったんですけどTwitterの公式PRアカウントがあるんですねー。⇒http://twitter.com/cykuroPR
横内先生本人が「サイトリ」(サイボーグクロちゃんのトリビア)ということで結構生々しい裏話を・・・あとがきは自分で書いたことがないとか(!)



十年経った今、先生の口からこういう話が聞けるのは凄く嬉しいです。


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